
てんぱぱぱ
こんにちは。管理栄養士のてんぱぱぱです。
前回「図解 眠れなくなるほど面白い体脂肪の話」という本を紹介いたしました。

今回はこちらの本の内容を元に、私が気になったところを補足しながら体脂肪について紐解いていきたいと思います。
まずは体脂肪についての基礎知識です。
それではいってみましょう。
体脂肪の基礎知識①:体脂肪の働きって?

体脂肪とは何なのか?

体脂肪とはその字の通り、体についた脂肪です。
人体を構成している組織の割合は、水分約60%、内臓・筋肉・骨が約22%、脂肪が約18%となっています。
体脂肪は悪というイメージがありますが、体脂肪は大事な役割を担う組織なのです。
主な働きは次の3つです。
- 栄養を貯蔵する
栄養をエネルギーとして貯めておく。 - 保温する
外気を遮って体温を一定に保つ。 - 圧力や衝撃を受け止める
体が受ける圧力や衝撃をクッションとなて受け止め、体を守っている。
体脂肪の基礎知識②:食べると肥満になる理由

体脂肪はなぜいけないのでしょうか?

それはいうまでもなく、体脂肪が増えると太って肥満になってしまうからです。
適度な体脂肪は生きていく上で必要です。
しかし必要以上の脂肪は格好悪いだけでなく、様々な疾患の原因となるのです。
では体脂肪はどのようにつくのでしょうか?
体脂肪は基本的には食べ過ぎでつきます。
食べたものは、筋肉や内臓に栄養として取りこまれ、余った分はいざという時のために体脂肪として貯蔵されます。
体脂肪は、脂肪細胞により構成されています。
脂肪細胞は栄養を取り込むと膨らみ、大きくなると分裂するという性質をもっています。
この仕組みにより、体脂肪はいくらでも増えることが出来ます。
肥満に上限はないのです。
昔は、脂肪細胞数の増加は一定の年齢までというように言われていましたが、現在はいくつになっても増加するという事がわかっています。
もっとも脂肪細胞が増加する(分裂する)のは、胎児期・乳児期・思春期です。
まとめ
それでは今回のまとめです。
- 体脂肪には、①栄養の貯蔵、②保温、③防御の働きがある。
- 体脂肪は食べ過ぎによってつく。
- 体脂肪が過剰になると様々な疾患の原因となる。
- 脂肪細胞は栄養を取り込むと膨らみ、大きくなると分裂するという性質おり、体脂肪はいくらでも増えることが出来る。
次回は、脂肪の種類や内臓脂肪のリスクについて説明していきます。
今回の内容に興味があった方は、こちらの本を是非購入して読んでみて下さいね。
簡潔な文章と図で体脂肪について非常にわかりやすくまとめられている本で、2時間で体脂肪を極めることが出来ます。
とってもおすすめです。
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てんぱぱぱ
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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