認知機能低下を遅らせる為のリハビリとは

病院栄養士の仕事
てんぱぱぱ
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こんにちは。管理栄養士のてんぱぱぱです。

 

今回は認知症と分かったら知っておきたいことの一つであるリハビリについて説明していきます。

脳に残された機能を活かしたり、使われていない部分の活性化につながるリハビリ。

ストレスを感じずに、家族や仲間と一緒に楽しみながらできるリハビリを行うことで、その人の意外な得意分野が発見できたり、精神を安定させることも期待できたりします。

 

本人にあったリハビリを発見しよう

リハビリはストレスを感じずに、家族や仲間と一緒に楽しみながら行うことが大切です。

その為には、その人にあったリハビリを発見することが重要です。

では、あったリハビリってどうやって見つければいいのでしょうか?

3つのステップで本人にあったリハビリを発見しましょう!

 

あったリハビリを発見するための3つのステップ

ステップ1:振り返ってみる
昔からの趣味や旅行など、楽しかったことを振り返ってみましょう。
元々好きだったことや興味があったことをリハビリに取り込むことが出来れば、ストレスのない前向きなリハビリを行うことができるでしょう。

 

ステップ2:勧めてみる
ステップ1の振り返りでみつけた本人が好きだったことや、日頃の会話を通じて興味がありそうなことを発見したら、それをやってみるよう勧めてみましょう。

 

ステップ3:試してみる
継続できそうなリハビリを試してみましょう。
この時に、「リハビリだから」といって強要してはいけません。
あくまで「本人が自主的に、楽しんでやっていることが結果的にリハビリになった」というかたちが理想的です。
本人にあったリハビリを見つけるために、興味があることはたくさん試してみることをお勧めします。

 

脳のリハビリにはどんなものがあるの?

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では脳のリハビリにはどのようなものがあるのでしょうか?

楽しんで行えるものを3つご紹介します。

 

その1:回想法

子どものころに遊んだ道具や、楽しかった行事、流行したものなどについて話し、脳を刺激するリハビリです。
回想法には次のような効果が期待できます。
  1. 自分がどのように生きてきて、どのような存在であるのかを再確認する
  2. 過去の足跡をたどることで、時間軸を正しく整理する
  3. 様々なことを成し遂げてきた自分の歴史や思い出を振り返り、自分への自信と誇りを取り戻す。これは明日への希望に繋がる。
  4. 体験が共有できる仲間と交流し、コミュニケーションを深める

 

その2:絵画療法

絵画、粘土細工、手芸などで感性や創造性が活性化。手先を動かすことで脳も刺激されます。

絵画療法には次のような効果が期待できます。

  1. 脳への刺激を与えることで、集中力や意欲面の向上が期待できる
  2. 自己認識に変化を与え、感情を素直に表現するようになる
  3. 心が落ち着くことで、問題行動が減少する

 

その3:音楽療法

合唱したり、簡単な楽器を演奏したりします。楽しみやすいリハビリです。
音楽療法には次のような効果が期待できます。
  1. 心地よい音楽によるリラックスやストレスの軽減
  2. メロディを聴き、リズムに体を揺らし、歌詞を思い出し、声を出すなど、音楽を通してさまざまな脳の部位が協調して働くことによって、脳が活性化される
  3. 懐かしい音楽を聴くことは回想法としても有効
  4. 周囲の人と一緒に音楽を楽しむことで、心の扉を開くきっかけを与えてくれる
  5. 大声を出す、楽器を鳴らす、手拍子をすることで、普段おもてに出せなかった気持ちを表現するきっかけになる
てんぱぱぱ
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介護サービスのデイサービスなどを活用するのもポイントです。

 

家での役割が日々のリハビリに

家事や買い物、散歩などできることは今まで通り続けることがリハビリに繋がります。

今までの生活で得意だったことや好きなことなどを取り入れましょう。

そのことによって、積極的に行動したり、自尊心の向上や、その人らしい生活を送ることにつながります。

認知症の方では、「自分には居場所がない」「みんなに迷惑をかけている」という思いに悩まされている方が多くいます。

役割があるという事は気持ちの安定にもつながるのです。

 

てんぱぱぱ
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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