なぜ体脂肪はつきやすくて落ちにくいのか

栄養基礎知識
てんぱぱぱ
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こんにちは。管理栄養士のてんぱぱぱです。

 

今回は「なぜ体脂肪はつきやすくて落ちにくいのか」について簡単に確認をしていきたいと思います。

こちらの内容は「図解 眠れなくなるほど面白い体脂肪の話」という本の情報を元に作成しています。

それではいきましょう!

体脂肪がつくメカニズム

食べ過ぎると体脂肪が増える

わかっちゃいるけど食べ過ぎてしまうことありますよね?

 

しかも体脂肪はいとも簡単につくわりに、落とそうと思ってもなかなか落ちません。

なぜなのか?

理由を知るには体脂肪がつくメカニズムを理解する必要があります。

 

体脂肪がつくメカニズム

まず食べたものは体内でブドウ糖に分解され、エネルギーとして消費されます。

そして消費されなかったブドウ糖は筋肉や肝臓にグリコーゲンという形で貯槽されます。

それでも余ったブドウ糖は、脂肪細胞に中性脂肪として蓄えられます。

 

グリコーゲンはすぐにエネルギーとして取り出せて便利なのですが、あまりたくさんは貯蔵できません。

グリコーゲンは肝臓に約100g筋肉に約300g合計400g程度しか貯蔵できません。

 

その点脂肪細胞はエネルギーを取り出すには少し使い勝手が悪いものの、いくらでも貯められるのが長所。

なのでグリコーゲンはすぐに利用され、脂肪細胞は貯蔵用として利用されるのです。

 

「グリコーゲンが優先的に利用されるため体脂肪は落ちにくい。」

これが体脂肪が落ちにくい理由なのです。

 
食べたものが脂肪として溜まるまでの流れ
  1. 食べたものがブドウ糖に分解され、体の各所でエネルギーとして消費される。 
  2. 使われなかったブドウ糖は、筋肉や肝臓でグリコーゲンとしてある程度貯蔵される。
  3. それでも余ったブドウ糖は脂肪細胞に中性脂肪として際限なく貯蔵される。

 

エネルギーが必要になった時の流れ
  1. 血液中のブドウ糖や脂肪をエネルギーとして利用する。
  2. 筋肉や肝臓に貯蔵されたグリコーゲンを分解してエネルギーを放出する。
  3. それで足りなくなると、筋肉や骨をアミノ酸に分解してエネルギーを作り出す。
  4. 最後に体脂肪の脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪を分解し、脂肪酸として放出しエネルギーとする。

 

しかし、勘違いしてはいけないことがあります。

それは、グリコーゲンを完全に使い切らないと脂肪が燃焼しないわけではないという事です。

 

私もよく患者さんから、

有酸素運動は20分経った頃からようやく脂肪が燃焼し始めるから、それより短い運動だと脂肪は減らないんでしょ?

 

という質問をされます。

てんぱぱぱ
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安心してください。これは間違いです。

カラダを動かすときにエネルギー源として使われる脂肪は、血中に流れている脂肪(遊離脂肪酸)です。

そして血中の脂肪は、運動直後から燃焼されているということが分かっています。

 

運動して血液中の脂肪が少なくなってくると、体脂肪と呼ばれる皮下脂肪や内臓脂肪が分解されて血中に放出されます。

実はこの体脂肪の分解が、20分くらいから早まると言われているのです。

そのため、「20分以上しないと脂肪は燃焼しない」という情報が存在しています。

 

ある研究では、短時間(5~10分程度)の有酸素運動でもこまめに行うことで、体脂肪が減るという結果が出ているようです。

 

長時間の運動が厳しい方もあきらめないでください。

私は「運動は合計時間が大切」だと考えています。

短い運動でもこまめに行うことでしっかり効果は出てきますよ。

今回の内容に興味があった方は、こちらの本を是非購入して読んでみて下さいね。
簡潔な文章と図で体脂肪について非常にわかりやすくまとめられている本で、2時間で体脂肪を極めることが出来ます。
とってもおすすめです。

 
てんぱぱぱ
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最後まで読んで頂きありがとうございました。

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