サルコファイバー(フードケア)飲んでみたら物性がやばかった!

これやってみた!

こんにちは。管理栄養士のてんぱぱぱです。

今回は、株式会社フードケアの商品「サルコファイバー」を飲んでみた個人的感想をまとめてみました。

あくまで個人的な感想ですが、参考にしてみてくださいね。

サルコファイバーってどんな商品?

サルコファイバーは、フードケア社から発売された栄養補給・筋肉強化を目的とした栄養機能食品(亜鉛)です。

味は「りんご風味」と「マスカット風味」があります。

サルコファイバーの「サルコ」はサルコぺニアのサルコでしょう。

サルコぺニアとは、「加齢により筋肉量や骨格筋量が低下」することをいいますフレイルロコモ(ロコモティブ症候群)と並んで最近特に問題視されています。

栄養士の勉強会もひっきりなしです。

サルコファイアーの「ファイバー」とは食物繊維のことです。

ではどのようにサルコぺニアや食物繊維と関係した商品になっているのか、、、

はたしておいしいのか、、、

まず商品の特徴について確認していきましょう。

以下はフードケア社が製品紹介している内容になります。

製品の特長

からだサポートを考えた配合

①BCAA配合(ロイシン高配合)

 ●分岐鎖アミノ酸Branched Chain Amino Asid)の略称で、ロイシン、イソロイシン、バリンの3種類の必須アミノ酸を指します。

 ●本品1袋(100gあたり)に、ロイシン1,500mg、イソロイシン750mg、バリン750mgを配合

②ビタミンD配合

 ●ビタミンDは、カルシウムの代謝と深くかかわりがあります。

 ●本品1袋(100gあたり)に、ビタミンD25μgを配合。

③グァーガム分解物(PHGG)・フラクトオリゴ糖 配合

 ●グァーガム分解物は、グァー豆の種子成分から取り出したグァーガムを、酵素分解および精製してつくられた食物繊維です。

 ●フラクトオリゴ糖は、アスパラガス、タマネギ、バナナなどの野菜や果物にも含まれる糖です。

 ●本品1袋(100gあたり)に、PHGG1.5g、フラクトオリゴ糖1g配合

離水と物性への配慮

パウチタイプのゼリー飲料特有の離水や物性に配慮

●口の中で、ばらけにくい物性

●離水が少なく、飲みやすい物性

●学会分類2013 コード2-1相当

このような製品をお探しの方に

01.BCAAを効率的に補給したい

02.離水や物性にに配慮された製品が欲しい

03.早期に口から食べたい

04.食物繊維、オリゴ糖を補給したい

05.ビタミンDを効率的に補給したい

06.運動・リハビリ後に栄養を補給したい

栄養成分値

単位 1袋(100g)あたり
エネルギー 100 kcal
水分 73.6 g
たんぱく質 3.0 g
脂質 0 g
炭水化物(糖質 21.7 g 食物繊維 1.7g)
ナトリウム 28.1 mg
カリウム 4.8 mg
カルシウム 31 mg
マグネシウム 0.7 mg
リン 1.2 mg
鉄 0 mg
亜鉛 4.0 mg
ビタミンD 25 μg
食塩相当量 0.1g
単位 1袋(100g)あたり
BCAA 3000 mg     
―ロイシン 1500 mg       
―イソロイシン 750 mg    
―バリン 750 mg

製品の特長をみての感想

まずは、からだサポートを考えた配合という点の中心となるのは、BCAA配合、特にロイシン高配合といった特徴でしょう。

BCAAとは、必須アミノ酸9種類のうちのロイシン、イソロイシン、バリンの3種のことをいいます。

必須アミノ酸とは、体の中で合成することが出来ない為、必ず摂取しなければいけないアミノ酸です。

中でもBCAAの3種のアミノ酸は、筋肉のエネルギー代謝や合成に深く関わっています。

BCAAは筋肉中のたんぱく質分解を抑えたり、筋肉の合成にも関わり、運動時にはエネルギー源として利用されると考えられています。

特に高齢者では、BCAAが不足した状態で運動(リハビリ)などを行ってしまうと、筋肉を作るどころか、運動するためのエネルギーを筋肉を分解してつくりだしてしまうため、運動して筋肉が落ちていく、、、といったことが起こってしまいます。

筋肉をつけるために運動して筋肉が落ちる。こんなにむなしいことはないですよね。

特にBCAAの中でもロイシンはBCAAの生理活性(筋肉の合成)が最も高く、積極的に摂りたいアミノ酸になります。

ロイシン高配合のBCAA配合はサルコぺニアに効果あり!  商品名の通りですね。

またグァーガム分解物・フラクトオリゴ糖配合ということで、腸内環境改善効果も期待できます。

さらに私が特にいいなーと思ったのは物性です。離水しないこと、飲み込みやすい物性であることは、私は非常に重要なポイントだと思います。

特に高齢者でサルコぺニアなどがすすんでいる方では、飲み込む力が弱っている方も多い印象があります。

どんなにいい商品でもまずは飲めなければ意味がありません。無理に飲んだとしても、それは誤嚥(食べ物が気管に入ってしまうこと)につながる可能性があります。

体力をつけるために摂取したものが原因で肺炎になっってしまっては悲しい。

この商品は日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食学会分類2013のコード2-1相当となっています。コード2-1とは、

「口腔内の簡単な操作で食塊状となるもの、(咽頭では残留、誤嚥しにくいように配慮したもの)

と説明されています。

簡単にいうと「飲み込みやすく、気管に入りにくいように配慮された食べ物ですよ。」ということです。

この製品の特長を確認して思ったのは、特に使用してみたい利用用途は次の通りです。

1つ目は、イメージしやすいですが、筋肉をつけたい時。

2つ目は、飲み込む機能が落ちてきた方が安全に栄養をとる

3つ目は、口から食べる訓練をする時(長期絶食後を開始食後を含む)

です。

特に3つ目のケースについては、カロリーがちょうどいい(極端に高栄養な商品は体に負担がかかる場合がある)ことや、グァーガム分解物・フラクトオリゴ糖が含まれていることもドンピシャですね。
絶食期間が長いと、使われていなかった腸の機能は落ちてきてしまいます。そこでグァーガム・オリゴ糖をとることで、腸内環境を改善することが出来るので、次の食事段階へのステップアップのための準備を行うことが出来ます。

と色々考えてみましたが、食べてみなければいい商品かはわからん。

ということで、実際に食べてみましょう。

実食

味は、りんご風味マスカット風味です。

まずは、蓋をあけます。

ここで私はすぐには口をつけて飲みません。

なぜかって?

離水を確認するためです。

私が栄養士として働いている中で、「離水なし」とうたっている商品は少なくないのですが、ほんとに離水しない商品は実はあまり多くありません。

離水する場合、容器を指で押して中身を出すと、最初に水分が出てきてこぼれます。これがあるかどうかを確認しました。

(手で押す)ジュルッ・・・

こぼれない・・・

 ・・・・・・・

合格だ!!

  
最初からゼリー状のものが出てきました。ほんとに離水しない商品ですね。

では飲んでみましょう。

りんご風味

見た目:透明でうっすらりんご色

香り:りんごの香りがします。いい香りです。

味:さっぱりしていて美味しいです。よく味わってみるとBCAA特有の苦みをうっすら感じますが気にならない程度です。

物性:離水なく、固すぎずちょうどいいです。吸うのにも大きな力は使わなくていいです。

マスカット風味

見た目:透明で、うっすらりんご色。あれっ?色はあんまり変わんないです。マスカットもりんごもイメージは似てますからね。

香り:ちゃんとマスカットです。

味:うん。これもしっかりマスカットです。りんごと同じように、遠くのほうに苦味を感じます。

物性:りんご同様バッチリ!

味は、リンゴ風味・マスカット風味と共に優しい味付けで飲みやすいですね。
最近の商品は美味しいものが多いので、ここでの差別化はかなり難しいですが、ふつうに飲みやすいです。

またBCAAが強化された商品は「苦味」があるイメージですが、こちらの商品はそんなに気にならない程度です。

まとめ

今回はフードケアのサルコファイバーを飲んでみました。

製品内容としてエネルギーやたんぱく質、BCAAなどをもっと豊富にとりいれた商品は他にも色々ありますが、
「エネルギー・たんぱく質量が極端に多い商品ではないけど、だからこそ口から食べるための練習には使いやすいな」というのが私の印象でした。

離水・物性についてはすごくよかったです。

味も幅広い層に飲んでもらえそうな感じの味付けでしたので、興味がある方は飲んでみてください。


最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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